ボタニカルアートの世界 植物の肖像画

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植物の肖像画〜ボタニカルアート

ボタニカルアートの語源は、英語のボタニーの形容詞のボタニカル
(Botanical=植物の、植物学の)と
アート(Art=芸術、美術)が結びついた言葉で、
直訳すると“植物学の美術”となります。
植物を観察し、形や色、特色を写実的にかつ芸術的に美しく描いた絵を
ボタニカルアートといいます。
植物図鑑や百科事典などでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

ボタニカルアートは、ヨーロッパで生まれました。
15世紀から16世紀前半に、
世界各地からヨーロッパに続々と新しい植物が持ち込まれ、
それまでのヨーロッパの植物のイメージを大きく変えてしまいました。
人々の植物への関心が高まり、見て楽しむ植物になってきたわけです。
こうした時代背景から17世紀〜18世紀になって文化として
保護育成されるに至りました。

ボタニカルアートと植物学が大きく発展したのも、この時代以降からです。
遠い植民地から植物を生きたまま運ぶには、交通機関が未発達なこの時代、
長い航海の末、ヨーロッパに持ち込まれる植物は限られていました。
このような中、いつ枯れるか分からない、
二度と見られないかもしれないさまざまな異国の花々の
肖像画の役割を果たしたのがボタニカルアートだったのです。

私たちは、ボタニカルアートの
育成・啓蒙に努めてまいります。

ボタニカルアートの素晴らしさを
一人でも多くの方に知っていただくために、
ボタニカルアートに関するあらゆる情報を収集し
広く一般の方々に提供していきたいと考えております。
ボタニカルアートファンが一人でも多く増えるよう
皆様からの情報も募集しております。
お気軽にお寄せください。

200年ほど前、オランダで描かれた
希少なボタニカルアート作品の画像データを
有償にて貸出しております。

「ボタニカルアートの世界」を運営する(株)ブックコムでは、
今から200年ほど前(西暦1800年頃)、
オランダ人がオーストラリアに行った時に描いたといわれる、
数多くのボタニカルアート作品を保管・管理しております。
これらの作品の多くは、オーストラリアで発見された植物といわれており、
現存する植物の原種とも思われる希少植物も含まれております。
私どもではこれらの作品を、ボタ二カルアートの啓蒙に役立てるため、
ご希望の方々に有償にて貸し出しております。
ボタニカルアート作品としてはもちろん、
各種商品企画等にご活用いただけます。

詳しい図柄や貸出し条件の詳細等につきましては、
お気軽にお問い合わせください。
なお、描かれた植物の詳細な解説等はございませんので、
あらかじめご了承ください。

Holden.del Smith.so.  Hibiscus splendens  AUG 1836
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